スタッフ紹介 当院が誇る優秀なスタッフがあなたのお悩みに寄り添います
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歯科医師になった経緯
小さい頃から医療系の仕事に就きたいと思っていましたが、高校生の頃、弟が歯列矯正をしていて、大きく変化する歯並びに感動し、歯科医院は病気になっていなくても行けて、そこで何かを変えられる場所なんだ、一人の患者さんと病気になっていなくても関われる場所なんだと歯科医師を志しました。
マイクロスコープによる歯科治療について
そんな私が歯科医師として様々な勉強会へ参加する中で知ったのが「マイクロスコープ(手術用実体顕微鏡)」です。
歯の中には神経と血管が通っている部屋があり、むし歯が大きくなるとこの部屋が感染してしまうため、感染源をきれいに取り除いていく必要があります。
一般にはルーペで拡大しこの治療を行ないますが、「マイクロスコープ」を用いることで当院では最大24倍まで拡大して見ることができます。
「マイクロスコープ」と出会い、「見える」ということがこんなにもこれまでの治療と違うのかと驚き、学べば学ぶほど奥深い分野であると感じ日々研鑽しています。
また、抜歯に至る原因の一つにヒビなどで歯が割れることが挙げられます。実はヒビが入っているのにレントゲンにも写らないため判断が難しいケースなどは、「マイクロスコープ」を使うことで早期にヒビ割れかどうかを診断し、無駄に長い治療を挟むことなく次の治療に進むことができます。治療後はその歯の様子を画像で患者さんにも確認していただけるので、視覚的に理解しやすいのも特徴です。
他にも、「マイクロスコープ」は精密な歯周病の手術や虫歯の治療にも用い、いずれの場合も患者さんに対して最小限の侵襲で済むことがメリットです。
当院では他の担当医の患者さんでも気になるケースは「マイクロスコープ」による診断や治療を行なうなど院内連携をとり、実際、高い治療効果を実感しています。
「マイクロスコープ」による根管治療は、一般歯科診療の中でも重要度の高いものです。ここをしっかり行なうことが患者さんのためにも他の歯科医師のためにも大きな意味を持つと考えています。
また、「マイクロスコープ」はどの歯科医院にもあるものではないため、ひまわり歯科は根管治療を学ぶ研修医の学びの場にもなっています。今後歯科医師として必ず関わっていくことになる根管治療の正しい方法をここで身につけてほしいと思いますし、患者さんにも正確で安全な治療を行なう歯科医院であることを知っていただきたいですね。
担当している矯正歯科について
私が現在力を入れているのが矯正、特に小児矯正です。
一般の歯科診療でたくさんのお子さんと関わる中で、保護者も気づいていないお口ポカンや口周りの筋肉が正常に育っていない「口腔機能発達不全症」のお子さんの多さを知りました。
これは放っておくと免疫力が下がるなど健康を害する可能性もあるため、歯科から子どもたちが健康に育つよう導いていきたいとの思いで、親子保育という食べ方教室なども開催しています。
また、具体的な矯正・トレーニング法として当院が取り入れているのが、子どものための歯並び矯正法「プレオルソ」です。ただ歯並びを直しても、その原因が改善されていないと治療後に後戻りしてしまいます。舌の使い方や良くない癖も子どものうちに正しておく必要があります。「プレオルソ」はマウスピース型の装置で、正しい筋肉の使い方、さらに正しい機能を獲得していきます。
ひまわり歯科では矯正専門医指導のもと、チームで歯列矯正に取り組んでいるのも特徴です。まずは必要とされるお子さんには治療を、そして保護者には正しい知識を。
その先に、お子さんが健やかに育ってくれるよう院全体で見守っています。